割増賃金の基礎から除外できる家族手当とは?
割増賃金の基礎から除外できる家族手当とは、扶養家族の人数またはこれを基礎とする家族手当額を基準として算出した手当を言います。
◆除外できる例
扶養家族のある労働者に対し、家族の人数に応じて支給するもの。
(例)扶養義務のある家族1人につき、1か月当たり配偶者1万円、その他の家族5千円を支給する場合。
◆除外できない例
扶養家族の有無、家族の人数に関係なく一律支給するもの。
(例)扶養家族の人数に関係なく、一律1か月1万5千円を支給する場合。