シフト制労働契約で定めることが考えられる事項
会社と話し合って、シフトに関する次のようなルールをあらかじめ合意しておくことが考えられますので、必要な場合は会社と相談してみましょう。
・会社は、シフト作成時に事前に労働者の希望を聴くこと
・会社が労働者に、決定したシフトを通知する際の期限、通知の方法(例:毎月○日までに、電子メール等で通知する)
・一旦確定したシフトの労働日や労働時間をキャンセルしたり変更する場合の期限や手続
※一旦確定した労働日や労働時間等の変更は、基本的に労働条件の変更に該当し、使用者と労働者双方の合意が必要である点にご留意ください。
・一定期間中の、目安となる労働日数・労働時間数など
① 最大の労働日数や時間数(例:毎週月、水、金曜日から勤務する日をシフトで指定する)
② 目安の労働日数や時間数(例:1か月○日程度勤務/1週間当たり平均○時間勤務)
③ ①②に併せて、最低限の労働日数や時間数
(例:1か月○日以上勤務/少なくとも毎週月曜日はシフトに入る)